千葉県は、東京都・神奈川県・埼玉県と違って県レベルの補助制度が確認できません。制度は市ごとに設けられており、しかも主要市でも制度が見当たらない市があります。2026年8月時点で公式サイトを確認した結果をそのまま掲載します。
東京都は区市町村へ補助を出し、神奈川県と埼玉県は県が直接補助する制度を持っています。一方、千葉県には民間建築物のアスベストに関する県の補助制度を示すページが見当たりません。
つまり千葉県内では、工事場所の市が制度を持っているかどうかがすべてです。県が市町村別の一覧を公開していないため、自分で調べるとかなり手間がかかります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分析調査 | 分析調査にかかる費用の10分の10以内。上限額は1棟あたり25万円 |
| 除去等 | 除去、封じ込め、囲い込み、または除却にかかる費用の3分の2以内。上限額は1棟あたり100万円 |
| 対象外の事業者 | 従業員300人超かつ資本金3億円超の企業。国や県等の補助対象となる学校・病院等 |
| 対象外の建材 | ひる石・パーライト吹付け材、保温材、成形板等は対象になりません |
対象になるのは吹付けアスベストと吹付けロックウール(レベル1)が中心です。ひる石やパーライトの吹付け材は同じレベル1でも対象外なので、現地で何が吹き付けられているのかを分析で確定させないと、補助が使えるかどうかも判断できません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分析調査 | 費用の全額(上限額まで)。上限10万円 |
| 除去工事等 | 費用の3分の2(上限額まで)。上限120万円 |
| 代理受領 | あり。補助金を市から直接施工者へ支払う仕組み |
| 2026年度の申請期限 | 2026年11月30日(月)まで |
船橋市の特徴は代理受領制度です。通常の補助金は工事費を全額支払ってから後日交付されますが、代理受領なら市から施工者へ直接支払われるため、自己負担分だけを用意すれば工事を進められます。まとまった資金を先に出す必要がないので、資金繰りの面で大きな違いになります。
除去工事の上限額は120万円で、千葉市の100万円よりわずかに高く設定されています。一方、分析調査の上限は10万円で千葉市の25万円より低くなっています。
2026年8月時点で各市の公式サイトを確認しましたが、柏市・市川市・松戸市・市原市では、民間建築物のアスベスト分析調査・除去等に対する補助制度を確認できませんでした。
なお、この4市はアスベストの届出先としては市が窓口になっています(千葉市・船橋市・柏市・市川市・松戸市・市原市の6市)。届出は市に出すが補助制度はない、という状態です。
千葉県内は補助を使えないケースが多いぶん、見積そのものの精度が効いてきます。
他社のお見積りをお持ちなら、内訳の妥当性とどこで差が出ているのかをお伝えします。比較のご相談だけでも費用はいただきません。
制度の有無・金額・申請期限は自治体ごとに違い、年度途中で受付が終わることもあります。
物件の所在地と種別を教えていただければ、使える制度をお調べしてお伝えします。